ダイビングをしたい!と思った時に『どのお店を選んだらいいんだ?』と悩んだ事はありませんか?
「お店の数が多くて調べるのが大変!」だし「本当に自分に合うか」が分からないですよね。
ダイビングの予約をする上で、1番の悩みは『正直どこのお店を選んだらいいか分からない!』だと思います。
そんなお悩みを解決するべく、今回は西表島にある『遊びなーら(あしびなーら)』というお店について詳しくご紹介していきます。
西表島でダイビングしたい!と思ってる方はぜひご参考に。
✅そもそも西表島ってどんな所?
✅遊びなーらってどんなお店?どんなガイドさんがいるの?
✅西表島のダイビングは何が見れる?
✅ズバリ!遊びなーらならこんな事ができる!!
読んでいるうちに『自分と気が合いそうだ♪』と思えば選択肢の1つとして選んで下さい。
逆に『自分の潜りたいスタイルとはちょっと違うかも・・・』と思えば、別のダイビングサービスを当たってみるのもいいでしょう。
目次
西表島ってそもそもどこにあるの?
まず「西表島という島はご存知ですか?」と聞くとほとんどの方が『イリオモテヤマネコのいる所でしょ?』と答えてくれます。
もちろん正解ですね。笑
でもそれ以外で島の事を詳しく知ってる方はあまりいないと思うので、改めてご紹介しましょう。
西表島は沖縄本島から南西に約400km、東京からだと約2000kmも離れています。
島に空港は無く、移動手段はお隣の石垣島から船で渡るのみとなっています。
西表島には大きく分けて3つの港があります。
その中で、大原港の近くにはダイビングサービスがありませんので、西表島でダイビングをしよう!と思ったら、上原港か白浜港を拠点にするお店を選ぶことになります。
定期船も運航している『上原港』を拠点にしているダイビングサービスが多いですが、
遊びなーらは上原港から車で20分移動した先にある『白浜港』を拠点としています。
白浜港は四方が山に囲まれ、波や風の影響を受けにくいエリアなので、1年を通してダイビングが中止になる事がほとんどありません。(台風時は別です)
上原港を拠点にしているダイビングサービスも、冬になると白浜港へ拠点を移して営業してるお店もあるので、西表島の中で1番使い勝手が良い港と言えます!
遊びなーらってどんなお店?どんなガイドさんがいるの?
そんな白浜港に拠点のある『遊びなーら』とはどんなお店なのか。
自己紹介形式で紹介してもらいましょう!!
みなさん、はじめまして。
西表島の『遊びなーら(あしびなーら)』でダイビングインストラクターをしている『まさひろ』です。
お店を始めたのは2017年。
それまでは小笠原諸島で6年、西表島で5年ダイビングガイドをしていました。
小笠原では回遊魚を狙う時の「潮を読む目」や「魚による技術」が培われ、
西表島では様々な「マクロ生物を探す目」に磨きがかかりました。
また、自身も水中用の一眼レフカメラ&コンパクトデジカメを持っているので、
写真を撮りたい人へのアシスト・アドバイスなども心得てます。
小笠原でのガイド経験があるという異色の経歴を持っているので、沖縄と小笠原で見れる生物の違いや、イルカ・クジラに関する知識も持っています。
また、小笠原にいる頃は素潜りで30m潜れた事もあり、スキンダイビングのコツや潜り方の指導もできるガイドです。
西表島のダイビングって何が見れるの?
では西表島でのダイビングというと、どんなイメージをお持ちでしょうか?
何人かに聞いてみると、こんな意見が出てきました。
今まで聞いた中では、この3つがよく聞く回答でした。
どれも正解で、西表島の魅力ではあるのですが、雑誌などでよく紹介されているのは、マンタ郎のいう『大物・回遊魚』を狙うダイビングスタイルです。
その最たる理由は西表島から約16km離れた所に『仲ノ御神島※』という無人島があります。
※仲ノ御神島と書いて『なかのおがんじま』と呼ぶのですが、略して『オガン』と呼んでいます。
このオガンこそ、西表島でダイビングをする上でみんなが憧れるポイントなのです!!
遊びなーらでオガンに行けるのか?
西表島にはそんな大注目のポイントがある訳ですが・・・
果たして遊びなーらはオガンにも行くのでしょうか?
結論から言うと・・・
オガンには行きません...(^_^;)
ではそれは何故か?
オガンというポイントの特徴とお店の紹介もしていきましょう。
そもそもオガンというポイントは、上でも紹介したように大物・回遊魚を狙うポイントです。
しかし、遊びなーらではガイド1人で船長も兼任して潜っているので、ドリフトダイビングができません。
また、船のサイズも32フィート(約9,7m)と小さいので、外洋で潜るのはよっぽどコンディションが良い時に限られます。
なので、、遊びなーらではオガンは行きません!
オガンで潜りたい人は大きい船を所有しているショップを選びましょう。
遊びなーらはどんな潜り方をしているの?
もちろん、オガン以外でもマンタが見れるポイントや、イソマグロ・バラクーダと言った回遊魚が見れるポイントもあるので、たまーにそういったポイントを潜る事もありますが、
遊びなーらでダイビングをする場合『マクロポイント』と『汽水域・マングローブのポイント』でダイビングをする事が多いです。
少し具体的に見ていきましょう。
メリット①:大きな船が入って行けないような浅いポイントに行ける
船が小さいという事は、その分小回りが利きます。
特に『汽水域』や『マングローブ』などのエリアは水深がすごく浅いポイントも多いので、大きい船では行けないポイントもあります。
小さい船だからこそできるポイント選びと言えます。
メリット②:必然的に少人数で潜り!まわりを気にする事なく潜れます。
大きい船と違い、1人からでもツアーを開催してるので、タイミングが合えば貸切で遊ぶ事もできます。
これは『ゆっくり写真を撮りたい方』や『久しぶりなので自分のペースでゆっくり潜りたい方』にはすごく有難い♪
複数の人と一緒に潜ってると、相手に気を使ってペースを合わせないといけない時もありますよね。
メリット③:1人1人のリクエストに本気で応えます!
「あえて同じポイントに連チャンで潜りたい!」
「ひたすらこの生物を撮りたい!」
「浅い所で長く潜りたい!」
などのリクエストがあっても、大人数のお客様がいるショップではなかなか全てのリクエストにお答えするのは難しいです。
しかし、遊びなーらでは沖縄エリアでよくある『毎回必ず違うポイントに潜る』『必ず○○分で上がる』と言った既成概念はありません。
行きたい場所・撮りたい生物・見たい生物があったら同じポイントに何度も潜る事もあります。
もちろん海況やスキルなどは考慮して判断しますが、自分だけのスペシャルツアーを提案してみて下さい。
メリット④:船長が船に酔います。笑
船長が船に酔うって・・・大丈夫?と思うかもしれませんが、実はこれが結構重要ポイント。
船に弱い人の気持ちがよーーーく分かるので、絶対に無茶はしません。
極力船が揺れない場所で休憩&ダイビングをします。
全く船酔いをしない人からしたら『もっと行けるでしょー!!』と思うかもしれませんが、そこは安全があってこその楽しいダイビングです。
無茶なポイント選びをしたせいで、ロープが切れて船が流されたとか、波に煽られて怪我をしたとかは、絶対に起こってはいけないのです。
マクロ、汽水域、マングローブに行ってみたい方はぜひ遊びなーらへ!
今回は遊びなーらというお店の特徴をたっぷりとご紹介させて頂きました。
大物・回遊魚を狙うようなイケイケなダイビングが好きな方には正直不向きかもしれませんが、
にはかなりオススメです。
ぜひお店のHPやブログもチェックしてみて下さいね。