ダイビング

ピカリャー

今回は西表島のダイビングポイントで気になる人が多いビックポイント!。

【オガン東の根】を「遊びなーらのマサヒロ」が紹介するよ。

 

西表島のダイビングポイントは、全エリア合わせると50を超えます。

その中から1つずつオススメのポイントを紹介していこう!という趣旨のブログです。

 

今回ご紹介するのは・・・『オガン東の根』です!!

こんなポイントです。

 

✔︎西表島を訪れるダイバーの憧れのポイント

✔︎イソマグロなどの大物に出会える

✔︎上級者向け

✔︎沖縄No1のハードなロープ潜行(笑

 

このように簡単に言うと、

ベテランダイバーだけが行ける、沢山潜っている方へのボーナス的なダイビングポイントです。

 

西表島の中でも限られたお店しか行けないことや、初日はチェックダイブが必須であったり、最低経験本数が50本以上でブランクが無いことも潜る最低限必要な準備となります。

 

さーそれでは『オガン東の根』について見ていきましょう。

 

オガン 東の根とはどんなポイント?

オガンとは『仲ノ御神島(なかのおがんじま)』の略なのですが、西表島で1番人気のあるエリアです。

 

西表島から南西に約16km離れた所にある無人島で、大物・回遊魚が狙えるBIGポイントなのですが、その中でも1~2位を争う人気ポイントが『オガン 東の根』です!!

 

水中には高層ビルのような断崖絶壁の根がずらりと並び、この壁沿いや根の周辺に集まる魚を見るポイントです。

 

根のトップ(1番浅い所)で13m、根の下(1番深い所)は約50mと、

高低差が30m以上ある豪快な地形となっています...(^_^;)

 

根自体はそこまで広くないので、基本的には泳ぎ回らず『根につかまって魚を待つスタイル』なのですが、時には激流になる事もあるので注意が必要です。

 

流れがある中でロープを使って潜降・浮上をする?

 

このポイントの最大の特徴は、流れがあるポイントなのにロープ潜降をする事です!!

 

上の写真をよーく見て頂くと、船のハシゴからロープが伸びていているのが分かるでしょうか?

そのロープを使って潜降・浮上するのですが・・・ダイバーの吐いた泡が真上ではなく斜めに流れてますよね?

 

本来、このような流れのあるポイントでは、潮の流れに乗ってダイビングをする『ドリフトダイビング』という潜り方が一般的なのですが、東の根は魚が集まる所が集中しているので、その場所へロープを使って潜ります。

 

ただ、これハッキリ言いますが・・・

 

ロープ潜降はかなり大変です...(^_^;)

 

慣れてる人からしたら流れに乗って根に近付き、タイミングを合わせて根につかまった方が遥かに楽です!

 

しかし、万が一この根を掴み損ねてしまったら・・・

想像以上に流れていて、目的の根に辿り着けなかったら・・・

 

はい。一瞬でダイビングは終了です。

 

万が一誰かが流されてしまったら全員でダイビングを終了しないといけません。

そう思うと、大変だけど確実に根につかまれるロープ潜降の方がいいと思いませんか?

 

 

ここが魚が1番良く集まる根の先端です。

このように根の先端ギリギリにつかまって魚を待ちます。

 

上下左右、いろんな方向から魚がやってくるので、広い視野でまわりを見ましょう!!

 

 

多い時は根の先端が全てダイバーで埋まる事もあります。

 

このポイントは潮のタイミングがすごく難しく!

流れが強すぎたらダイビングができないレベルで流れるし!

流れが弱かったら魚が全く居なくなってしまいます!

 

・流れの向き → 根の先端に潮が当たるのが重要
・適度な流れ → 強すぎても× 弱すぎても×
・ダイバーのスキル → 時には強く流れるので初心者の方がいたら潜れない
・潜るタイミング → 他船がいたら少し間隔を空けないといけない

 

などなど、様々な条件が必要となるポイントなのです。

潜ってる途中から流れが強くなる事もあるので、潜る前のガイドの説明はしっかり聞いておきましょう!!

 

東の根は何が見れる?

 

ここからは実際に見れる生物たちをご紹介しましょう。

 

崖ギリギリの所でスタンバイをしていると、まずイソマグロがやってきました!!

結構根の近くを通ってくれる事も多いので、更に近付きたい気持ちもあると思います。

 

しかし、みんな横並びで見てる&写真を撮ってる状態なので、1人抜け駆けをしてしまうとみんなのカメラに写り込んでしまう可能性が大です。

 

寄りたい気持ちをグッとこらえて、同じ場所で見るようにしましょう。

 

 

多い時には100匹を超えるイソマグロが見れる事もあります。

 

イソマグロは水温が高くなる真夏(7月後半~8月)以降は数が減っていきます。

なので、大きな群れを見たい方はシーズン初めのGW~6月くらいがオススメ!!

 

この時期はまだ水温が25~26℃前後で少し冷たいですが、マグロを狙う上では絶好のコンディションです。

 

かなり数も多く、海況も落ち着きやすい、台風も少ない時期なので、まさにオガン狙いの絶好のチャンスと言えます!!

 

 

イソマグロ以外にも、ウメイロモドキ、ゴマテングハギモドキ、ツムブリなどが群れる事もあります。

 

条件が揃えば本当に魚影が濃いポイントです!!!

これだけ魚が集まるからこそ、イソマグロなどの回遊魚もやってくるのでしょう。

 

まさに西表島を代表するBIGポイントと言えます。

 

大物好きな方はぜひチャレンジ!!

 

今回は『オガン 東の根』についてご紹介させて頂きました。

 

強い流れがかかる事もあるのでその分注意点も多いですが、それに見合った大物・回遊魚が狙えるスペシャルポイントなので、ぜひ1度は潜って頂きたいですね。

 

もちろんガイドの言う事はちゃんと聞き、安全第一で潜って下さいね。

マサヒロ
最後まで読んで頂きありがとうございました。
遊びなーらはオガンには行かないのですが(笑・・・西表にしか無い魅力をお伝えするのは得意なので、是非HPにも遊びに来て下さい。

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