ダイビング

ジョーくん
ダイビング業界は今後どんな改革が必要かな?
コロナでどんなダイビングスタイルが支流になるのかな?
今世界を揺るがしているコロナ騒動は、
ダイビング業界にも大きな変革を求めてきています。
もう今までの様なダイビングスタイルに戻るのは不可能と言えます。
密集して1日同じ場所(船・車・店舗)にいるのは、ゲスト様を大きな危険にさらし・・・スタッフの生命さえも危険にさらす結果になることは明白だからです。
ではどの様な改革が必要になるのか?

✔︎超少人数での運営

✔︎スタッフ全員の毎日の体調チェック

✔︎ログ付け・アフターダイブの廃止

✔︎日本人ダイバーにそもそも足りない自己防衛意識

✔︎コロナ感染経験者はダイビングが出来ない

 

上記の内容はダイビング業界に確実に課せれた課題だと言えます。

 

言ってしまうと、

今までのダイビング業界の『スタイルは一変』させなければなりません。

 

昔のスタイルに戻れるのは『コロナワクチンの完成後』。

 

ダイビング業界の変革【超・少人数での運営】

 

ダイビングの運営を『超・少人数』のみに限る改革。

 

ダイビングでの移動は3密に限りなく近い状態です。

つい最近までは船の上などは安全ではないか!?っと言う議論がありましたが『釣り船』でクラスターが発生した事実を受け止めるならば、ダイビング船も密集した空間であると言えます。

 

船には乗る人全てが共有する『トイレ』『手すり』『ドリンク』などがどうしても存在します。

 

これらを毎回誰かが使用するたびに、

スタッフが消毒するのは・・・恐らく不可能でしょう。

 

DECIDEが考える具体的な『少人数』の定義。

 

超・少人数の定義

✔︎イントラ1名・送迎車1台にワングループ

✔︎35フィートの船にワングループ(2、3名まで)

✔︎45フィート以上の船で2グループ(4、5名まで)

ここまで徹底できるお店はコロナアフターの世界まで、
店舗を維持して『根強いファン』の獲得ができるのではないでしょうか?

イントラ1名・送迎車1台にワングループの意味

 

イントラ・送迎車を少数にする意味は、

感染リスクの回避と最もコロナを持っている可能性が高い『スタッフ』から、ゲスト様を守る手段です。

 

残念な現実ですが、毎日違うゲスト様の相手をするスタッフが最もウイルスを持っている可能性が高いと言えます。

 

少人数にすることで、スタッフの相対的な接客人数を減らす単純な効果があります。

 

普段10名のゲストを3名のスタッフで運営している店舗であれば、月刊で300名の接客をすることになりますが、2名までの少数に減らせば60名までリスクを減らせます。通常運営時からみてリスクは60%減らせます。

35フィート(9m前後)までの船にワングループ

 

35フィートほどの船でワングループ。

 

サイズ感で言うと、沖縄の離島でよく見かけるタイプの船のサイズです。

大まか5名のゲストが乗り合わせると、手狭に感じる程度の船を想像してもらえると良いかと。

 

このサイズの船はやはりソーシャルディスタンス(2m以上)を、1日保つのは難しい。

 

船でじっとしていられるのであれば問題ありませんが、

実際問題として『機材のセッティング』『ランチ』『トイレ』と船上を歩き回ることになるでしょう。

 

このサイズの船で安全に過ごせるのは2名前後だと言えます。

 

45フィート以上の船で2グループ

 

45フィート以上の船で2グループが限界。

 

このサイズの船は沖縄本島に多いタイプの船です。

船は大きく見えますが、その実、横幅っと言うのは大型船でも4m程度で実はソーシャルディスタンスを保てるギリギリの距離感しかありません。

 

大きな船だから人数を増やしても平気だと言う考えは、感染リスクは非常に高くなります。

 

単純な計算でも『人数が増える=リスクアップ』で間違いない。

 

店舗は稼ぎが欲しく集客してしまうのでゲスト様へお願い

 

店舗側は失った手元の金銭を補充したい考えから、

できるだけ人数を集めようとしてしまうのは明白です。

 

なので、これはゲスト様へのお願いです!

 

予約をする前に『乗船人数』の確認を徹底して頂くようにお願いしたいと思います。

人数がハッキリしない場合や『制限を設けていない店舗』への予約はコロナワクチンができるまでは、控えて頂けるのが『互いのため』になります。

 

なぜ互いのためかと言うと、集客に店舗は焦りがあり、できる限りの人数を集めたい!っとなっているためにその本当のリスクに気がついていない場合があると考えられます。

 

店舗のリスクとは『感染者』がでた場合の『バッシング』へのリスク。

 

このバッシングが関係した人間からの物だけであれば、さして大きな問題にはならないと考えられますが・・・今は一瞬で全てのネガティブ情報はネット蔓延して歯止めが効きません。

 

つまり1つの判断ミスで、

背負う必要もないリスクを背負ってしまうやも知れないからです。

 

これを止めれるのはゲスト様しかいません。

特にひいきにしている店舗であれば尚のことです!・・・是非リスクを考えさせて下さい。

マンタ郎
あなたの大好きな店舗とスタッフを守れるのは『あなた』だけ!

ダイビング業界の改革【体調管理の徹底】

 

ダイビング業界の改革に必要な、

乗車・乗船者全員の『体調管理の徹底』は、避けられないでしょう。

 

密集を余儀なくされる船上や送迎車は常に危険と隣り合わせになります。

 

これを少しでも気持ちの面で落ち着かせるためにも、乗車前や乗船前に『検温』などは必須になるでしょう・・・面倒だと感じるでしょうが、全員が同じことをしてスタッフにも何らかの兆候があれば休ませるなどの対応ができるので、ある程度は安心できるはず。

 

コロナが来る前の世界とは全てが一変している『現実』とのすり合わせが早急の課題。

 

ダイビング業界の変革【ログ付け・アフター・海外ツアーの廃止】

 

ダイビング業界の改革に必要な、

3密を作らない各店舗の努力として、ログ付けやアフターダイブ(飲み会)は廃止を余儀なくされるでしょう。

 

日本医師会やウイルス対策班の発表からも分かるよに、対面で15〜30分ほどの近距離でお喋りなどが最もウイルスを感染させて、クラスターを発生させるメカニズムになっているとハッキリと言っています。

 

これを無視して『いつも通りの運営』をするのはもはや罪だと言えます。

 

海外へのダイビング旅行の今後

 

そしてこれは辛い現実になりそうですが、

海外へのダイビング旅行は、超ハイリスク覚悟でいくことになるでしょう。

 

コロナのワクチンが完成しない限りは、海外へ出た場合には『14日間』の自宅待機は恐らく避けれないでしょう・・・仮に緩和しても『空港の検温』で偶然にでも熱があった場合は『14日間の隔離』を強制されるのは、間違いないと思われるので、海外旅行にはそれなりの覚悟が必要になる。

 

この『隔離』のリスクをどう考えるか?・・・ですね。

 

日本人ダイバーに足りない自己防衛意識を高める

 

世界のダイバーからみると、

日本人ダイバーはお店任せのおんぶに抱っこ状態の方が多くいます。

 

しかしこのコロナをキッカケに自己防衛の意識は高める必要があります!

ダイビングで事故がおきた場合には、密接しての処置や呼吸器官への損傷が想像できます。

 

つまり今まではなんとなくで、ないがしろにされてきた危険への意識を高めて『どんなリスク』があり、そのリスクは自分自身でマネジメントしなくてはなりません。

 

かんたんに言えば『自分の身は自分で守る』です。

 

では実際にどんな危険を把握すべきでしょうか?

 

ダイビングに潜むリスク

✔︎水の事故なので呼吸器への損傷

✔︎減圧症による身体への大きなダメージ

✔︎事故時に密接して対処が必要

✔︎スキルの未熟さよる影響

✔︎年配のダイバーは特に注意が必要になる

そもそも潜水に関する医学的なデータは、現状『よく分からない』がリアルです。
データが不足している場所にさらに未知のウイルスなので、ハッキリ言うと潜水事故や潜水病にどんな悪影響をおよぼすのか!?もしくは全く影響がないのか!?・・・これは恐らくもうこの先何十年とかかって分かるのか?分からないのか?そんな状態でしょう。

 

ですが無知でいて良い訳がないので『予測』はしておくべき。

 

水の事故は呼吸器へ損傷を与える

 

水の事故の大半は『水を吸い』それが肺に入ったことによるものが多いのは、なんとなく想像できます。

 

その損傷がどれほど長く呼吸器にダメージを与えるのか?

これはデータがないので、分かりませんが『私の息子の話』ですが、生まれて3ヶ月で『RS』と言うウイルスにやられてしまって、呼吸が浅くなり入院をした経験があります。

 

このあとも1歳4ヶ月でまた『RS』にやれれて入院をすることになったのですが、この時に医者に言われたのが『肺に傷』がどうしてもできて残るので、若干呼吸器系が弱くなることがあると説明を受けました。

 

その後も『小児喘息』なども併発してしまっています。

 

この経験からやはり体の中のダメージと言うのは、『簡単には抜けない』であろう予測ができます。

 

このダメージの中でさらにコロナウイルスの攻撃が加われば・・・どんな影響ができるかは全くの未知であるっと言う認識はダイバー個人個人が意識しなくてはなりません。

 

潜水病で長く影響が残る減圧症

 

減圧症に関する細かなことは割愛させて頂きます。

 

この減圧症に関することで、

リアルな現実で知っておいた方が良いことがあります。

 

それは沖縄の離島などの地方で、減圧症が発症した場合は『処置できません』・・・これは実は昔から変わっていない現実で、そもそも潜水病に詳しい先生が身近にはいないことや処置できる施設自体がない離島が多いので、重度の潜水病の場合は『沖縄本島』までの移動が必要なため迅速な処理はそもそもできない!

 

この現実はダイバーであれば『知って参加』しましょう。

 

ダイビング事故がおきた場合は密接な処置が必要

 

ダイビング事故がおきた場合には、

どうやっても密接な処置が必要になるためウイルスの感染リスクは高い。

 

事故が怒っている最中でウイルスが!なんて気にしてられない現実はありますが・・・何かが起こった場合にはそのリスクが高いことは把握していた方が良いでしょう。

 

俺は大丈夫はとても危険な発想。

 

ダイビングスキルの未熟さは危険に直結

 

ダイビングスキルの未熟さは危険に直結します。

 

今までは『何かあってもどうにかなる』的な考えが少なからずありました。

 

しかしコロナの影響は医療機関はもちろんのこと・・・何かをする度に・・・大丈夫なのか?の不安がぬぐえない世界になってしまったのは確かで、これにさらにスキル不安で何かがあったらと考えるだけで尻込みします。

 

これを和らげるためには個人の能力アップは必要不可欠

 

年配のダイバーは特に注意が必要

 

年配のダイバーは特に注意が必要です。

 

これは実は本人の問題だけではないのです。

 

『ダイビングやって死ねるなら本望』なんて方も多いとは思うのですが、実は海外のコロナの感染データで・・・高年齢の方の方が『ウイルスを長く保持』して『多く周りに振りまく』と言う衝撃的なデータが出ているのをご存知ですか?

 

実は若者が感染を広げる確率よりも、高年齢の方の『無症状』が多くの感染源になっています。

 

重篤化する方が過激に報道されていますが・・・実はデータでは『無症状の高年齢』の方が非常に感染を広げていると言うことです。

 

残念なことですが、コロナが落ち着く(ワクチン開発)までは高年齢の方のダイビングは自粛をして頂くのが賢明です・・・自分ではなく『周りの人間』に不幸をまくことになりかねないので。

 

特に夜の街も大好き!お酒!タバコなんでもござれ、

の方は自身の命よりも周りの命を奪う行動をしていると言えます。

 

悲しいことですが現実を受け止める必要があります。

 

コロナの感染経験のある方はダイビングが出来ない可能性あり

 

※この章の内容はまだ決定していることではありません

 

コロナの感染経験があり症状が出たことがある方は、

ダイビング自体が出来ない可能性が高いことが海外の医療データから指摘されています。

 

参照元URL

https://www.wetnotes.eu/tauchen-nach-covid-19-erkrankung/

 

記事の内容はドイツ語で完璧な通訳が出来ていないので、

まだハッキリした答えはないが・・・感染して症状の出た後の肺の機能が落ちてしまい『喘息』を持った状態に近いと言うことらしい。

 

喘息持ちはダイビングに参加が出来ない病状の1つなので、

この事実は各ショップが今後の運営で気を付けねばならない『健康チェック』になることは間違いない。

DD
コロナで世界が変わってしまったのは、紛れもない事実です・・・ダイビング業界も今までのスタイルは捨てて、新たな取り組みをしていかなければなりません。
その判断は時には辛い場合もあると思いますが、決断することこそがオーナーの仕事です。

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